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【大阪・関西万博2025】デザイナー目線で楽しむ!印象に残ったパビリオン&持ち物レポ

実は先日、大阪・関西万博へ行ってきました!
(関東圏からの遠征で、平日1日限りの訪問でした)

普段はWebデザインの話題が多めなこのブログですが、今回はちょっと息抜き。
万博で「ちょっと気になったデザイン」や「実際に体験した展示」、「持って行ってよかったアイテム」などを、ゆるっとご紹介していきます。

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ちょっと気になったデザイン(床のタイポグラフィ・大屋根リング)

今回の万博には、アートやデザイン分野で活躍する多くのアーティスト・デザイナーの方々が参加されています。
「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに沿って、さまざまな表現が会場のあちこちで展開されていて、歩いているだけでもワクワクしました!

私が見られたのはほんの一部ですが、その中でも「これは面白いな」と思ったものをいくつかピックアップしてみます。

東口ゲートのタイポグラフィが秀逸すぎた

デザイン的にまず印象に残ったのが、東口ゲートすぐそばの床にあったタイポグラフィです。


📷 「WELCOME」と読める文字列(入口方向)
入場してすぐ目の前に「WELCOME」のメッセージがお出迎え。


📷 「GOODBYE」と読める文字列(出口方向)
逆から(出口へ向かう方向)見たときのタイポグラフィ。

入り口側から見ると「WELCOME(ウェルカム)」、逆側から見ると「GOODBYE(グッバイ)」に読める、なんとも粋な仕掛け!

一つの文字列で異なる意味を伝えるアイデアも素敵ですし、”個のいのち”を象徴する「こみゃく」が絡んだデザイン・色使いもユーモラスで印象に残りました。
こういう「見る角度によって意味が変わるデザイン」って、Webサイトのスクロール演出や紙媒体等でも何かしら応用できそうで、個人的にかなり参考になりました。

万博に行ったら、ぜひ注目してみてほしいデザインのひとつです!

圧巻の「大屋根リング」。柱の並びが美しすぎる


📷 大屋根リング内部の木組み構造
整然とした構造と、木の素材感。アナログだけど未来的。

そして何といっても、会場の中心にそびえる「大屋根リング」は圧巻の存在感。
下から見上げるだけでも壮観ですが、上に登ってその構造を間近で見てみると、さらに魅力が伝わってきます…。

中でも心をつかまれたのは、整然と並ぶ柱の美しさとリズム感
木材のあたたかさを残しながら、緻密に構成された空間デザインに惚れ惚れしました。ずーっと眺めていられる空間です。

実際に体験した展示をゆるっとレポート

私が当日体験できたパビリオンは、以下のとおりです(訪れた順)。

  1. イタリア館
  2. いのち動的平衡館(3日前予約)
  3. モンスターハンターブリッジ(当日予約)
  4. null²(当日予約)
  5. 北欧館
  6. ORA外食パビリオン宴-UTAGE-
  7. インドネシア館
  8. バーラト(インド)館
  9. コモンズ(2箇所)
  10. コロンビア館

【その他】

  • 大屋根リング(通行・見学)
  • 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO(お土産屋)
  • 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~(フードコート)

 

こうして振り返ると、1日で意外とたくさん回れたなぁと。
人気パビリオンは避けたこともあり、待ち時間はどこも最大30分弱とかなりスムーズでした(特に並んだのはインドネシア館とコロンビア館くらい)。

その中でも特に印象に残ったのが、「イタリア館」と「インドネシア館」です。

イタリア館

テーマは「L’Arte Rigenera la Vita(芸術が生命を再生する)」。
館内では、イタリアの芸術・科学・職人技などが紹介されています。

展示品はレオナルド・ダ・ヴィンチの設計図カラヴァッジョの絵画など、今後お目にかかれるかどうか分からないような代物ばかり。
「まさか地震大国の日本にこんな貴重な展示を持ってきてくれるとは・・・!ありがたや〜〜。」と拝むような気持ちでじっくり鑑賞しました。

SNSでも話題になっていたのも納得。
空間全体に漂う“本物感”が強く、かなり満足度の高いパビリオンでした。

 

インドネシア館

個人的に期待していたパビリオンのひとつ、インドネシア館
入口のドアを開けると、そこには熱帯雨林を再現したジャングル空間が! 本物の植物を現地から運んできたそうで、日本にいながらインドネシアの空気を味わえる演出に一気に惹きこまれました。

館内には、現地の人々の表情を捉えた写真パネルや、伝統武器・織物の展示人形劇(ワヤン)を上映するシアタールームなど、多彩な文化が紹介されています。

特に心をつかまれたのが、人形劇のシーン。
人形劇を真剣に見つめる集落の人々や、伴奏する奏者の方々の姿がスクリーンいっぱいに映し出されていて、音・映像・空気感すべてに没入してしまいました。(特に、”ガムラン”という伝統音楽の、楽器の音がたまらなく好きです!)

これまであまり触れてこなかった、知らない国の、知らない日常に触れる感覚がとても新鮮で、しばらく余韻が残るほどでした…。
インドネシア、いつか行ってみたいなぁ。

持って行ってよかったアイテム

最後に、持っていって良かった・持っていくべし!な持ち物をご紹介。

私のような遠方組は1日滞在することになると思いますが、そのたった1日を乗り越えるための準備が本当に大事!と痛感しました。
これから行く予定の方はぜひ参考にどうぞ!

 

モバイルバッテリー

何度も繰り返されるQRコードでの入場やパビリオンの予約など、スマホはもはや必須アイテム。
写真、SNS、QRチケット、当日予約…と、とにかくバッテリーが減ります!

できれば2回分以上の充電ができる容量のモバイルバッテリーを持っていくのがおすすめです。
私はAnkerを愛用しています!

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日傘

屋外の移動が多く、待機列も日向が多いため、日傘の有無で快適さがまるで違います!
(もうちょっと雨よけや日陰になるものがあっても良かったかも・・・)

とくに、UVカット加工+外側が白や銀・内側が黒になっているタイプは遮熱効果が高くておすすめです。
直射日光を避けるだけで疲労感も軽減されるので、1日過ごすならぜひ持って行ってほしいアイテムです。(でないと暑さで死んでしまいます・・・!)

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冷感タオル

溶けるような暑さを感じた時はこれ!
首元や顔まわりを冷やすだけでも体感温度が全然違います。よく冷えた布の端っこが当たると、冷たくてちょー気持ちいいです!

使い捨てタイプよりも、水に濡らして繰り返し使えるタイプの方がコスパも◎。
手洗い場があちこちにあるので、繰り返し使えるタイプがおすすめですよ〜。

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非公式の万博マップ

SNSでも話題のつじ(@t_tsuji)さんが作成された非公式マップ、私も使わせていただきました!

無料でDLできて(圧倒的感謝!)、セブンイレブンのネットプリントで100円で印刷できます。
トイレや水汲み場の他にも、当日予約の開放時間や、パビリオンの予約・先着の仕様なども記載されていて、とっても助かりました。

 

番外編:レインポンチョ【雨の日】

私が訪れた日は快晴だったため出番はなかったのですが、雨の日におすすめしたいのは「折りたたみ傘」よりも断然レインポンチョです。

万博会場は海沿いに位置しているため、風が強い日には傘がほとんど役に立たないことも。さらに、人混みの中では傘を広げるのが難しい場面も多く、両手が空くレインポンチョの方が圧倒的に便利です。

また、長時間の移動や待ち時間でも、ポンチョなら荷物やリュックもまとめてカバーできるので安心。1枚バッグに入れておくだけでも心強いアイテムです。

私はキウのレインポンチョを愛用しています。

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はじめての万博、感想まとめ

こんなに多くの国や文化に触れられる機会って、やっぱり万博ならではだなあと、しみじみ感じました。
各国のパビリオンには、その国ならではの“伝え方”や“見せ方”が詰まっていて、デザインにも通じるヒントがたくさん。まさにインスピレーションの宝庫!

ぜひ、デザインやものづくりに関わる方には、五感をフルに使って楽しんでみてほしい場所です。
刺激や気づきが、きっと日々の仕事にも活きてくるはず。

今回ご紹介した内容が、これから訪れる方のヒントや楽しみのひとつになれば嬉しいです!
ではでは〜。

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