こんにちは。
本日からデザイン学習に役立ちそうな本のお話をして参りますよー。
多種多様の本の中からどれを読んだらいいか分からない!という方へ向けて、ノンデザイナーからプロのデザイナーまで幅広い層に支持されている書籍を中心に紹介していけたらと思います。
今回さっそく紹介しますのは・・・
「ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本」ingectar-e
デザイン系の書籍を多く出版している、ソシム社のこのシリーズ。大定番のデザイン本ですね。
他にも、「けっきょく、よはく。」や「あたらしい、あしらい。」などありますが、今回はフォントにフォーカスを当てた「ほんとに、フォント。」について語りたいと思います。
「ほんとに、フォント。」とは?
タイトルからも分かる通り、「文字」のデザインについて学べる本です。
これを読んで得られるメリットは以下のとおり。
- フォントの種類やそれぞれの持つイメージなどの基礎知識が分かる
- 用途に合ったフォントの選び方が分かる
- 作例にフォント名が明記されているため、色々なフォントを知ることができる
このシリーズに共通して登場するのが、新米デザイナーの「いまいちさん」とベテランデザイナーの「しゅっと先輩」のふたり。
クライアントのオーダーに応じて、新米デザイナーのいまいちさんが制作した作例をベテランデザイナーのしゅっと先輩が添削し、フォントの使い方や配色のアドバイスをしてくれる、という流れで全体が構成されています。
デザイン初心者にありがちなミスや誤った解釈をNG作例としているので、デザイン初心者としては新米デザイナーのいまいちさんに感情移入しやすく、指摘された内容が入りやすいんじゃないかと思います。
改めて読み返してみたら、実務で同じようなやり取りをしている自分と重なり、「あるあるー」「わかるー」と共感してしまいました。
他にも、章と章の間に挟まれるコラムでは、字間や行間などについても触れられており、文字や文章を読みやすくするための工夫について分かりやすく解説されています。
全体的に真似したくなるような、おしゃれなレイアウトばかりなんですよね。配色も大変参考になるので、そのうち実務でお世話になりそうな気がします!
さいごに
「ほんとに、フォント。」を読んで、フォントって奥深いなぁ〜と思いました。
選択肢が多くて迷子になりがちですが、「どう見せたいか」を明確にすれば自ずと答えは見つかる!という事を教えてもらえたような気がします。
私もまだまだ勉強中の身なので、定期的に読んで意識付けようと思います。
ではまた~。
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