先日、text-shadowという文章に影をつけるCSSプロパティをご紹介しました。
今回は画像やオブジェクトなどに影をつける「box-shadow」と「filter:drop-shadow」についてまとめたいと思います!
box-shadow(ボックスシャドウ)の使い方
使い方は[水平方向の距離]、[垂直方向の距離]を指定するだけ!
(厳密には水平方向の距離、垂直方向の距離、ぼかし、広がり、影の色、内側といった細かい指定をすることが可能です)
記述例:text-shadow : 2px 2px 5px rgba(0,0,0,0.5);
このように、box-shadowは四角形にのみ対応しています。
filter: drop-shadow(ドロップシャドウ)の使い方
使い方はbox-shadowと同じく[水平方向の距離]と[垂直方向の距離]さえ記述していれば実装することができます。
box-shadowとの決定的な違いは、広がりの大きさと内側の指定ができないこと!
水平方向、垂直方向、ぼかし、色の指定をした例がこちら↓
記述例:filter: drop-shadow (2px 2px 2px rgba(0,0,0,0.5));
このようにPNGやSVG形式の透過したイラストなど、四角形以外のものにも対応しています。
まとめ
box-shadow(ボックスシャドウ)は四角形にしか影をつけることができないが、水平方向の距離、垂直方向の距離、ぼかし、広がり、影の色、内側を指定することができる。
drop-shadow(ドロップシャドウ)は様々な形に対応し、透過したデータにも影をつけることができるが、指定できるのは水平方向の距離、垂直方向の距離、ぼかし、影の色のみ。
両者とも一長一短ありますが、とても便利なプロパティです。上手く使い分けていきたいですね。
コメント