「Webデザイン」などのワードを使ってSNS上で検索すると、その日に取り組んだ作業や課題を「積み上げ」として報告している方をよく目にします。
私もSNS上で色んな方の投稿を見て、勉強の参考にしていました。その中でも特に目についたのが「バナートレース」でした。
バナートレースとは?
バナーを下に敷き、透かした状態で上から同じものを作成すること。
バナーってサイト内のページ誘導用のボタンとして使われていたり、ウェブ上の広告として色んなサイトで見かけますよね。レイアウトや文字組み、写真の加工などデザインのノウハウが詰まっていてとても勉強になるんです!
私もPhotoshopとIllustratorの基本操作を一通り覚えたあとに挑戦してみたんですが、メリットばかりだったので、ポイントなどをまとめていきたいと思います。
バナートレースのメリット
バナートレースで得られるメリットは以下のとおり。
文字のジャンプ率とは、本来は「本文のフォントサイズに対する見出しのフォントサイズの比率」のことをいいます。
バナーだと安さをアピールしたいときに、金額の「数字」部分を大きく、「円」や「¥」を小さくする事でより安さを強調させることが出来ます。文字に大小をつける事で情報の「訴求ポイント」を引き立たせることが出来るんですね。
こういうの、言われて意識しながら見ないと気が付かなかったりします。このようにトレースをすることで得られる気づきが沢山あるんですよね。
バナートレースをする際のポイント
バナートレースをする際に気をつけるべきポイントがあります。
まずは、バナー選び。
バナー選びのポイントは、「学び」の要素が最低1つでもあるものを選ぶこと。今の自分の技術だけで作成できる簡単なものを毎回トレースしていてはいつまでも上達しません…。
「今回はストライプの作り方を覚えよう!」だったり、「次回はドット柄の作り方を覚えよう!」だったり、1回のバナートレースで最低1点は新しい事に挑戦してみましょう。
次に、目標時間の設定。
目標なしに作っていると、ついダラダラと作業しがちです。(私がそうでした・・・)
目標時間を設定すると、自然と時間配分を考えながら作業をするようになります。これを習慣付ける事で多少はテキパキ動けるようになりました。
最後に、ポイントをまとめる。
余力があれば、まとめ用のフォーマットを作っておくとよいと思います。比較として元のバナーと、トレースしたバナーの両方を載せ、気づいた点や制作で習得した技法、制作時間なども記載しておくと、成長記録としてなおよしです!
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