先日、あるデザイナーさんがオススメしていたお金について学べる書籍を読んでみました。大変参考になったので、ちょこっと紹介したいとおもいます!
どんな本?
監修:泉美智子 ファイナンシャルプランナー:坂本綾子
こちら、お金にまつわる基礎知識から、給与、社会保険、税金など生活する上で欠かせない知識が詰まった “社会人のための教科書”のような本です。
内容はざっくりと「お金とは?」「稼ぐ」「納める」「貯める」「使う」「備える」「増やす」の7部構成で、終始図解でまとめられていて、堅苦しくなく読みやすいです。
個人的に印象的だったところ
自分の中で変革が必要だな、と思ったのが「ライフプラン」について。
本書では、お金を上手に活用するためのPDCAサイクルとして以下のことを推奨していました。
Plan(計画) → Do(行動)→ Check(評価)→ Action(改善)
学生時代に授業内でライフプランを考える機会がありましたが、当時の私にはまだまだ遠い未来に感じて「先の事なんてまだ分かんないよー!」と人ごとでその重要性に気がつかなかったんですよね。
人生は計画通りにはいかないものですが、目標に近づくため意識しながら行動することが重要だと本書を読んでいて思いました。無計画に貯蓄をするよりも、将来必要となるお金の目安を把握してるだけで有意義な貯蓄になる!という前向きな考え方もできますね。
また、本書で特に印象的だったのが老後資金の必要性について。寿命が延び、さらに少子高齢社会の日本で、公的年金だけに頼らずに老後をどのように生き延びるかについて考えさせられました。「老後資金」というキーワードが度々出てくるので、ジワジワと危機感が沸いてきます…。
老後資金については「貯める」「備える」「増やす」のチャプターで説明されているので、要チェックです。
さいごに
特に、学生や新社会人の方にオススメしたい本だと思いました。計画は早いうちからしておくに越したことはないですもんね。
私にとっては、お金にまつわる知識を得られるだけでなく、生き方、働き方、自分の人生について見つめ直す良いきっかけになりました。
本書で紹介されている制度は年々改定される事もあり、初版から2年経過した今現在で既に内容と異なる部分も生じていますが、手元に置いてライフステージごとに見返したくなる一冊でした。
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