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できるかもデザイン「現役デザイナーがライブデザインする90分!」に参加してみた

WEBデザイン

先日、2月に参加した「できるかもデザイン」というデザイン初学者向け配信イベントの第4回目に参加してみました。

前回参加した時の記事はこちら↓

セミナー集客用サイトのファーストビューをリニューアルするという想定で、前回は2人のデザイナーさんがヒアリングを実演形式でレクチャーしてくれましたが、今回はその続き。

ヒアリング内容を基に実際にアプリケーションを使ったリニューアル作業の工程を2人のデザイナーさんが実演してくれました。

2人のデザイナーさんにはAdobe XDとfigma、各々異なるアプリを使用してそれぞれのアプリの良さをアピールしながらデザイン作成をしていたのですが、この配信でfigmaがとても便利なアプリ(しかも無料!)だという事が知れて個人的には大きな収穫になりました。

2人のデザイナーによるリニューアル作業の工程

■まるみさんの場合

・手書きのラフを3案を提出し、1つ選んでもらう

・選んでもらった案をXDを使って清書していく(今回の場合、投票でイラストメインの案に)

・まずは、イラストの作成(iPadで描いたイラストをイラレでトレースし、ペンツールでなぞっていく)

・描いたイラストをXDのリニューアル作業用のアートボードに貼り付ける

・タイトルや日付などのテキストの情報整理をしつつ配置

・配色をして完成

 

■ツモマーさんの場合

・figmaのアートボード上で日付などの必要なテキスト情報をまとめる

・テキスト情報を要素ごとにグループ化して、優先度に応じてサイズやウェイトを変える

・テキストとイラストを配置

・最後に配色し、全体のバランス調整をして完成

ざっとこんな流れで作業を進めていました。完成したリニューアル案は「流石プロ!」の一言に尽きる、素晴らしいデザインでした。短時間でサクサク作れちゃうの、本当に尊敬しちゃいます。

その他学んだこと

今回、まるみさんがイラスト作成中に「イラストが描けるデザイナーは強い」というお話をされていました。ちょっとしたイラストをデザイン案に入れてみると、追加でイラストの注文が入ったりするのだとか。

他にも、ツモマーさんは男性向けを想定したデザインをされていましたが、背景をサーモンピンクにし、視聴者から「ターゲットが男性なのに、なぜピンク?」と質問をされた際に「ピンク=女性のようなイメージは自分にはない」という先進的な回答をしていたのも印象的でした。時には固定概念に囚われない自由な発想も大切なのかもしれないな、と思いました。

また、視聴者からの質問「キャッチコピーを勉強する方法は?」に対し、「本を読んで語彙力を身につけたり、良い文章をストックする。短歌や川柳がおすすめですよ!」との回答が。短歌や川柳が出てきたのが予想外だったのですが、あの短い文章の中に伝えたい気持ちや情報が集約されているので参考になるとのこと。納得です!

他にもたくさんの収穫がありましたが、このへんで割愛したいと思います。今回も学びの多い回となりました。

次回の「できるかもデザイン」は、初学者のデザインを現役デザイナーが添削する!という内容になるそうです。また参加できたら感想を綴っていきたいと思います。

ではでは。

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